- 学校の先生は、1週間どんなスケジュールなの?
- 1週間の中で少しでもゆっくりできる時間はあるの?
学校の教員をしていると、(先生をしていない)友人からよく聞かれます
今回は、高校教員が1週間どのようなスケジュールで過ごしているのか?を紹介します
中学・高校教員の1週間のスケジュール
こちらが1週間のスケジュールです
教員の働き方の特徴をここからさらに詳しく紹介します
特徴①会議の数が多い
学校の先生をやってずっと感じているのが、授業以外の仕事が膨大にあることです
中でも、会議の多さには本当に驚きました
毎週ほぼ必ず開催されるのが
- 職員会議
- 分掌(先生たちの仕事分のことex.教務・広報・進路)会議
- 教科会議
- 学年の会議
終礼が終わるとすぐ会議が始まって、色々な議題を話し合っているとあっという間に勤務終了時間がやってきます
それでも、会議が終わって時間があればクラブ活動を見に行きます
会議が終わったら、クラブ活動がすでに終わっていることも多いです
会議が終わり、生徒も下校した後でようやく次の日の準備に取りかかれます
特徴②部活動が他の業務を圧迫する
大会シーズンや大会が近いシーズンは練習試合等も含め毎週のように日曜日部活が入ります
土・日の部活の拘束時間が長いんです
驚くことに、平日のより長い時間働くことが多いです
例えば、
- 大会では、自分のチームの試合が終わった後も審判を任される
- 練習試合を3チーム合同で行うと、3チームの試合が終わった後の片付けも一緒にする
ことが多いからです
平日ほとんど授業の予習ができないから、休みの日こそ(休みだけど)時間を確保したいもの
ただ、それが部活によって潰れますし、日曜日の部活指導後くたくたになった状態で、予習を始めます
また、部活の大会前は
- 保護者への案内
- 部員への連絡
- メンバー登録用紙を大会本部へ郵送提出
- 顧問会議
など、事務作業がたくさんあります
部活動の負担が減れば、教育業界も変わるはず
特徴③1日の中で仕事と向き合う時間が長い
仕事が終わって帰宅したらプライベートの時間!
とはらず、帰宅してようやく自分のやりたい仕事ができる時間になります
日中業務に追われて出来なかった予習ややりのこした事務処理など
やるべき仕事は山のようにあります
翌日までにやらないといけない仕事と2~3日後締切の仕事に分け、優先順位をつけて仕事します
疲れを少しでもとるため、夜12時に仕事が終わらないままベッド・インしてました
おまけ~研修日の過ごし方~
これまで自分が勤めた私立学校では、研修日※がありました
※研修日:週1日、学校での勤務を免除する日
研修日が入る曜日は、毎年違いますが平日に研修日をもらえると
- どこに行っても空いている
- 料金が安い(平日割など)
という特典もあります
ただ、積み残した仕事も消化しないといけないので、1日フルで息抜きすることは難しいです
研修日以外で仕事を進められた時などは、この研修日にゆっくり過ごして休みました
教員の1週間のスケジュールいかがだったでしょうか
教職を目指す人達が減っている中
現場で働く先生たちの負担を減らすためにどういう取り組みをしていけばよいのか
の具体案を早急にまとめないといけない時期になっていると考えています
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