「学級日誌への的確なコメント方法がわからない」
「いつも同じようなコメントになってしまう」
学校の担任をしていると、よく直面する悩みですよね
仕事がたくさんあって、日誌のコメントに時間はかけられない
でも、日直の生徒が一生懸命書いた文章にはちゃんとコメントしてあげたい
毎日の業務なのに、誰にも教わらないものなんです
ただ、こうした葛藤を抱えている人も、大丈夫です
学級日誌へのコメントは、型を上手く利用することで、
誰でも「心のこもった」「的確な」「時短」コメントができます
この記事では、すぐに実践・応用できる返答の型を紹介します
教員になってこれまで1000以上の返事を書いてきた自分だからこそ紹介できる技です
授業について(肯定的なコメント)
今日の授業は、Aでした。BさんのCもDでしたね。これからもどんどんEしましょう。
- 今日の授業はA(肯定的)でした
- BさんのCもDでした
- これからもどんどんEしましょう。
例: 今日の授業は、皆の発言が活発で非常に充実していました。田中さんの発表も話し合いをふまえた内容で興味深かったですね。これからもどんどん意見を出していきましょう。
Aを理解できたようで安心しました。次回は(も)Bについて、頑張りましょう。
- 授業のAについて、理解できて安心しています
- 次回はBについて扱います
- また、頑張りましょう。
例: 今日扱った数学の公式を理解できたようで安心しました。次回は図形の問題について、頑張りましょう。
Aについての話し合い、とてもBでした。みんなの意見を聞けて、私にもCという発見がありました。
- 授業でのAについての話し合い、とてもBでした
- 皆の意見を聞けて私にもCという発見がありました
例: 授業での戊辰戦争における幕府の立場の話し合い、新しい発見があって刺激的でした。みんなの意見を聞いて、私も改めて「明治維新」とは何かについて考えました
クラスの活動について
Aは、皆Bしていてよかったです。Cがさらに深まった(強まった)と思います。
- Aという活動では皆Bしていて、よかったです
- (それによって)Cがさらに深まった(強まった)と思います
例: 掃除の時間は、皆協力していてよかったです。クラスの団結力がさらに深まったと思います
Aの活動における、皆さんのBにはCでした。これからもDしてください。
- Aという活動における皆さんのBはCでした
- これからもDしてください
例: 文化祭の準備における、皆さんの創造力には感心しました。これからも本番に向けてさらに充実した準備を進めていってください。
特別な出来事について
AさんのBをみんなでCできてよかったです。クラスのDを感じました。
- AさんのBをみんなでCできてよかったです
- クラスのDを感じました
例: 佐藤さんの誕生日をみんなでお祝いできてよかったです。クラスの一体感を感じました。
Aでの学びがBでよかったです。次のCも楽しみですね。
- A(活動)での学びがBでよかったです
- 次のCも楽しみですね
例: 遠足での学びがとても有意義でよかったです。次のイベントも楽しみですね。
注意喚起をする時
最近のAについて、Bのように思います。皆はどう感じて(思って)いますか?Cするために、どんな工夫ができるでしょうか?
- 最近のAについて、Bのように思います
- 皆はどう感じて(思って)いますか
- Cするために、どんな工夫ができるでしょうか?
例:最近の授業の遅刻が、少し増えているように思います。皆はどう感じていますか?時間を守るために、どんな工夫ができるでしょうか?
Aの時にBをすることが難しいと感じることはありますか?もしそうなら、どうすれば皆がCできる環境を作れるでしょうか?
- AのときにBをすることが難しいと感じることはありますか?
- もしそうなら、どうすれば皆がCできる環境を作れるでしょうか?
例: 授業中に集中することが難しいと感じることはありますか?もしそうなら、どうすれば皆が集中できる環境を作れるでしょうか?
まとめ
今回は「学級日誌が変わる9つのテンプレート」を紹介しました
このテンプレを使うことで、短い時間でも心がこもるように返事を書くことが可能です
そして日誌の書き方も大切ですが、「書く時間の見つけ方」はさらに重要です
以下の記事では、高校教員の1日のスケジュールを解説しているので、
こちらの記事もぜひ読んでみてください
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