【私立高校教員の年収は高い?低い?】月収・年収の実情を現役高校教員が紹介

給料

学校の先生は、給料をいくらもらえるの?

仕事が忙しい・大変ということは知っているけど、それに見合う収入をもらえているの?

首都圏で3校私立中高教員をつとめた経験から私立教員の収入事情をお伝えします!

※特定の学校の給与体系を書くわけにはいかないので、これまで勤務した3校の平均額を紹介します

私立中学・高校教員の平均月収

私立中学校・高校の教員の平均月収は次のようになりました

社会人1年目の平均月収が、約21万円(IndeedHPより)で、25歳時点での平均月収は、25.2万円です

25歳・30歳時点の平均月収が特別高いわけではないですが、

賞与を含めると大きな差が見えてきます

私立中学・高校教員の平均賞与~平均は5.5ヶ月~

では、教員の賞与はいくらもらえるのか?

実際に3校勤務して、平均した結果

5.5ヶ月分もらえていることがわかりました(賞与の全体平均は2.57ヶ月分)

とら蔵
とら蔵

この数字はかなり高いかも・・・

賞与が、民間企業よりも多く設定されているのが特徴と言えるかもしれません

私立中学・高校教員の平均年収

では、賞与と月収を合わせると年収が見えてきます

計算した結果、平均年収は次のようになりました

※全体の平均年収は全職種を対象としており、dodaホームページより引用しました

平均と比較すると、かなり高給な仕事と言えそうです

私立の中高教員は、50歳で1000万円台にのることもわかります

また、休日のクラブ指導手当や夏休み・冬休みの講習手当などもつくため、

働き方次第ではさらに収入が増えます

教員の給与の特徴~定昇と賞与がほぼ安泰~

私立の中学校・高校教員の収入の特徴は、

生徒が毎年一定数以上入学してさえいれば、給与も安定しており、毎年定昇します

コツコツ働いていれば、安定して高水準の給与を受け取ることができる仕事と言えそうです

管理職になると手当がつくため、その金額はさらに大きくなります

とはいえ私立学校は民間企業なので、倒産の可能性があります

給与が高い分、安定度が低いのが公立高校の先生と違う部分です

私立中学校・高等学校の全体平均年収は828万円~転職との関係~

私立中学校の全年齢層の平均年収は、算出すると828万円でした

全職種の平均所得は461万円なので、高水準の収入と言えるでしょう

働き方がハードなため、離職者も多いのが学校教員

教職以外に転職するなら同じくらいの待遇・条件を求めたいもの

とら蔵
とら蔵

民間企業へ転職すると給与が低くなることが多いです

給与が低くなるのなら、今は多少苦しくてももう少し先生の仕事を頑張ろう

と、転職を考えつつなかなか踏み切れない同僚をたくさん見てきました

これは、

(不足している)学校の先生の離職を防ぐブレーキとも

次のステップへのチャレンジを止めるブレーキという見方もできます

ライフワークバランスを考える上でも、給与がいくらかは気になるもの

今回は給与面でしたが、

今後も先生の仕事の実情を色々な観点から発信していきます

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