【中1地理】『コンドルが飛んでいく』は絶望を歌った曲?希望を歌った曲?南米大陸の現在を深く考える授業

中1地理

南米大陸はその独自の特徴と歴史を有する地域であり、中学1年生の地理の授業では、『コンドルが飛んでいく』という歌を通して南米大陸の現状に迫ります

この授業では、歌詞を通じて南米大陸の歴史を考え、生徒たちが自らの意見を発表し合う貴重な機会が提供されます

南米大陸の特徴

南米大陸は、地球の南半球に位置する大陸です

面積は約1,780万平方キロメートルで、世界第4位です

南米大陸の特徴は、大きく分けて以下の3つです

アンデス山脈

南米大陸の西側には、世界最長の山脈のひとつであるアンデス山脈が走っています

アンデス山脈の最高峰はエクアドルのチンボラソ山で、標高は6,268メートルです

アンデス山脈は、南米大陸の自然を大きく形づくっています

アマゾン川

南米大陸の中央部を流れるアマゾン川は、世界で2番目に長い川です

アマゾン川流域は、熱帯雨林が広がる世界最大の熱帯雨林地帯です

アマゾン川は、南米大陸の環境を支える重要な役割を果たしています

豊かな生物多様性

南米大陸は、豊かな生物多様性を誇ります

アマゾン川流域の熱帯雨林には、さまざまな動物や植物が生息しています

また、南米大陸には、アルパカやラマなどの動物も生息しています

広大な自然と豊かな生物多様性を有する、魅力的な大陸なのです

南米大陸の歴史

インカ帝国とスペインやポルトガルの侵略を中心に、南米大陸の歴史について説明します

インカ帝国

インカ帝国は、現在のペルーやボリビア、チリ、エクアドルなどに栄えた、高度な文明です

12世紀頃に建国され、16世紀にスペインによって滅亡するまで、南米大陸の広大な地域を支配していました

インカ帝国は、高度な土木技術や建築技術を持っていました

アンデス山脈の険しい地形に、道路や橋、水路などを整備し、帝国の統治を支えました

また、マチュピチュなどの壮大な遺跡を残しています

インカ帝国は、太陽神を信仰する宗教国家でした

太陽神の化身である皇帝を頂点とする中央集権的な政治体制をとっていました

また、農業や織物などの生産活動を組織的に管理し、高度な経済を築いていました

スペインやポルトガルの侵略

15世紀に、コロンブスがアメリカ大陸を発見したことをきっかけに、スペインやポルトガルは南米大陸に侵略してきました

スペインの侵略

スペインは、1533年にインカ帝国を滅ぼし、南米大陸北部を植民地化しました

スペインは、インカ帝国から奪った金や銀などの資源を本国に送り、莫大な利益を得ました

また、キリスト教を広め、先住民の文化を弾圧しました

ポルトガルの侵略

ポルトガルは、1500年にブラジルに上陸し、植民地化しました

ポルトガルは、ブラジルで砂糖やコーヒーなどのプランテーション農園を拡大し、経済的に成功を収めました

スペインやポルトガルの侵略は、南米大陸の歴史に大きな影響を与えました

先住民の文化や社会は大きく破壊され、植民地支配のもとで、南米大陸は経済的に搾取され、政治的に抑圧されました

しかし、19世紀になると、南米大陸では独立運動が起こり、スペインやポルトガルからの独立を勝ち取りました

授業活動『コンドルが飛んでいく』は絶望を歌った曲?希望を歌った曲?

授業で『コンドルが飛んでいく』は絶望を歌った曲?希望を歌った曲?というテーマでディスカッションしました(youtube:コンドルが飛んでいく)

希望と考える立場

曲の概要を簡単に確認した後、曲の歌詞を分析します

歌詞の冒頭には、コンドルがアンデスの高く青い空を飛び回る様子が描かれています

コンドルは、アンデス地方の神聖な鳥として崇められており、その姿は自由や希望の象徴とされています

また、歌詞の中では、アンデスの山々や谷間、そしてそこに住む人々が生き生きと描かれています

このように、曲の歌詞は、アンデス地方の雄大な自然と、そこで生きる人々のたくましい生き様を歌ったものと言えます

このことから、曲は希望を歌った曲であると解釈することもできます。

絶望と考える立場

しかし、一方で、アンデス地方の現状は、必ずしも希望に満ちたものではありません

アンデス地方は、長い間、植民地支配や内戦などの苦難を経験してきました

その結果、多くの人々が貧困や差別に苦しみ、希望を失いかけ田食もありました

このような現状を踏まえると、曲は、アンデス地方の人々が抱く希望と絶望の両方を表現した曲であると解釈することもできます

ディスカッション

以上の点を踏まえて、ディスカッションを行います。

曲の歌詞から、どのような希望や絶望を感じるか

アンデス地方の現状を踏まえると、曲はどのように解釈できるか

曲は、絶望を歌った曲なのか、希望を歌った曲なのか

など、さまざまな角度から意見を出し合います

まとめ

最後に、ディスカッションのまとめを行います

  • 曲の歌詞から読み取れる希望と絶望
  • アンデス地方の現状と曲の解釈
  • 曲は、絶望を歌った曲なのか、希望を歌った曲なのか

などについて、全体を通して考えをまとめます

このディスカッションを通して、生徒は、曲の歌詞やアンデス地方の現状を深く理解し、南米大陸の歴史と今について、多様な解釈を知ることができました

<参考文献>

・『活動する地理の授業』田中龍彦著、地歴社、2021年

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